排尿トラブルを和らげる飲み物の選び方 ノコギリヤシの活用法？
食事や運動量には個人差が大きく一概にはいえないものの、食事以外で飲料水から補給するべき1日の水分摂取量は約1.5リットルと言われています。
ある調査で1日1.5リットル以上水を飲む方と0.5リットル未満の方とを対象にアンケートをとったところ、1.5リットル以上飲んでいる方の方が「目覚めがいい」「健康に満足している」「仕事の効率がいい」と感じる方が多かったそうです。
ただしトイレに行く回数が多かったり、排尿してもなかなかスッキリしないという方は、「水分を摂るとまたトイレに行きたくなるのでは」と不安になってしまいます。
たしかに摂り過ぎは良くありませんが、全く摂らないのは体によくありません。
そこで、排尿トラブルに悩む方はどんな飲み物を選ぶといいのかを知り、安心して水分を補給できるようにしましょう。
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カフェイン、糖分、アルコールの摂り過ぎに注意
利尿作用が強い成分といえば、カフェインと糖分、そしてアルコールです。
排尿トラブルを覚え始める40代頃はまだまだ働き盛りの年代で「仕事の合間に一息つくときには缶コーヒーが欠かせない」という方もいるのではないでしょうか。
缶コーヒーにはカフェインも糖分もたっぷりと入っています。この習慣がますますトイレを近くしてしまっているかもしれませんから、本数を減らすなど意識してみてください。
紅茶や玄米茶などに含まれるカフェイン量も少なくありません。カフェインがなく無糖の飲み物としておすすめなのは、水、麦茶です。
フルーツジュースなら無糖の柑橘系を選びましょう。
体を冷やさないようにぬるめにするか、冬には白湯や、薄めの麦茶を温めて飲んでみてください。体を温める生姜をプラスするのもいいですね。
お酒を飲むとトイレが近くなるのは、アルコールが、利尿を抑制する抗利尿ホルモンの働きを悪くする性質をもつためです。
こうして体がアルコールに反応すると、どんどん排尿が促されてしまいます。
特に新陳代謝を活性化させるカリウムを含んだビールは、より水分排出が多くなってしまうので要注意です。
またチューハイでも、お茶割りやコークハイではカフェインが多くなるので避けるようにします。ビールやカフェインの多いアルコールを避けて、水を一緒に飲むようにすること、スープを飲むことをおすすめします。
ノコギリヤシはサプリでもお茶でも
排尿トラブルに悩む方向けのサプリといえばノコギリヤシですが、ノコギリヤシはそもそも薬用ハーブの一種で、ノコギリヤシハーブティーとして飲むこともできます。
ノコギリヤシエキスは固い果実に含まれているので、これを砕くか、そのままお湯で煮出していただきます。
ノコギリヤシには油分が多く含まれていて少し脂っぽいような風味ですが、特別に苦いなど飲みにくいものでもありません。
温かいお茶にすれば、体内から冷えをとるとともにリラックス感が期待できます。
もちろん、決まった時間にカプセルを飲み続けるだけで手軽なノコギリヤシサプリもおすすめです。ノコギリヤシを飲み始めてトイレの回数が元に戻った、という体験談を参考にしてみてください。
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