ノコギリヤシ含有量をチェックする際のポイント

ノコギリヤシに関してのよくある質問

ノコギリヤシの含有量とはどういう意味?確認すべき点は?

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ノコギリヤシサプリを選ぶときの基準のひとつに、「ノコギリヤシ含有量」が挙げられます。
「どの商品でも同じなんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、詳しく比較してみるとそうではなく、様々であることが分かります。

まず、ノコギリヤシエキスだけを単体で配合したサプリはほとんどなく、多くの場合ノコギリヤシ以外の副成分が同時配合されています。
例えば排尿トラブル対策を目的とするのであれば、そのサポートが期待できるような副成分が選ばれています。

ノコギリヤシ含有量は、それら全成分のなかにノコギリヤシエキスが何グラム含まれているのか、ということです。
1日に2粒、3粒など、各商品によって推奨する粒数が指定されていますが、1日でノコギリヤシを何グラム摂取することになるのかを「ノコギリヤシ含有量」と呼んでいます。


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国内と海外、各メーカーの含有量を比較

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この含有量は商品によって、また国によっても基準値の傾向があります。
まず日本では、含有量320mgという商品が多く見られ、おおむね200~320mg前後が目安です。
これは、過去に行われた臨床試験の結果をもとに考えられた、最もノコギリヤシを実感できる摂取量から決められています。

例えばノコギリヤシサプリの、ある比較サイトを見てみると、10商品のうち8商品が320mg、残りの商品では236mg、160mgとなっています。

そして海外から輸入された商品のサイトを見てみると、1,100mg、600mg、550mg、540mg、320mg、160mgといった含有量が見られます。
日本の約3倍もの商品も見られ、「こんなにノコギリヤシエキスを摂って大丈夫だろうか」と感じますよね。

健康食品であるサプリメントには、国による含有量の規制はありません。
これは購入者自身が、安全を考えて購入・服用する必要があるということです。
海外のサプリメントは外国人の体格や体質に合わせて作られていて、比較的小柄な日本人の体格にとっては過剰になる可能性があります。

サプリメント成分は、多く飲むほど早く、強く実感できるというものではありません。
むしろ食べ過ぎの状態になって、嘔吐感や腹痛、下痢などを引き起こすこともあります。


商品選びの判断材料に

こうして見てみると、ノコギリヤシ含有量のチェックには、「しっかり実感できる量かどうか」というだけでなく、「安心して飲み続けられる量であるかどうか」という意味があると言えます。
いずれも重要な確認点であることに違いはありませんね。

サプリのパッケージを見て、1日に何グラムのノコギリヤシを摂取することになるのか確認してみましょう。
より詳しい情報を得たい場合には、一度インターネットで商品を検索してみます。
ホームページの説明を見てみると、そのメーカーの製造・販売に対する姿勢や信頼感の参考にもなります。

また、服用していてなかなか実感がないという場合に、1日の摂取量が必要十分な量かどうか、改めて確認してみましょう。
320mgの基準量を目安に、服用量が少なすぎないかを見ます。
より少量の方が体質に合う、という方もいます。
いきなり推奨粒数から飲むよりも、まずは1粒から飲み始め、自分にとってちょうどいい量を確認すると安心です。


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