ノコギリヤシがブロックする5-αリダクターゼとは
人間の体内で重要な働きをする物質のひとつに「酵素」があります。
細胞内で合成される酵素の役割は、消化や吸収といった生体内の化学反応を触媒することです。
人体で働く酵素は約5000種類と推測されており、そのひとつに「5-αリダクターゼ」があります。
5-αリダクターゼが触媒するのは、男性ホルモンのテストステロンがより強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)へと変換される化学反応です。
5-αリダクターゼには1型と2型があり、DHT生成に関わるのは2型であると考えられています。
5-αリダクターゼが存在する場所は、1型では側頭部や後頭部の皮脂腺、そして2型では前立腺と、頭部の毛乳頭(毛髪の頭皮側の先端)です。
DHTは悪玉ホルモンとも呼ばれており、その理由は加齢とともに現れてくるトイレが頻繁になったり、薄毛になってしまったりといった困った状態の原因であると考えられているためです。
2型の5-αリダクターゼが存在する前立腺や毛乳頭では、DHTが多く生成されます。
そのため、先に挙げたような困った状態を引き起こしている、ということが分かりますね。
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5-αリダクターゼをブロックするノコギリヤシ
トイレが頻回になったり、排尿後もキレが悪いなどの状態をよくするためには、テストステロンがDHTに変わらないようにしたいですよね。
その方法のひとつが、化学反応が起こらないように5-αリダクターゼをブロックする、ということです。
そのような成分が実際に発見されており、排尿トラブルに悩む方に人気のノコギリヤシのエキスにも、ずばり5-αリダクターゼをブロックする力が認められています。
北アメリカに群生する薬用ハーブ・ノコギリヤシの果実には、βシトステロール、オクタコサノールが含まれ、これらが5-αリダクターゼの触媒をブロックすると考えられています。
アメリカからヨーロッパに持ち込まれたノコギリヤシはメディカルハーブとしての研究が重ねられ、5-αリダクターゼのブロックという過程が推測されるとともに、臨床試験を経て排尿トラブルを抱える方へとすすめられるようになりました。
こうしてノコギリヤシは、ヨーロッパ各国では処方薬として、日本やアメリカなど世界中でサプリメントとして、愛用されています。
5-αリダクターゼの役割
テストステロンは骨や筋肉、精子の生成や性欲上昇などを担っていて、5-αリダクターゼはそのテストステロンを補助する大切な成分です。
しかしその一方で、加齢によってテストステロンが減少していくと、前立腺内に余計に取りこまれたテストステロンをどんどんDHTに変えてしまうため、結果的に排尿トラブルを引き起こします。
ノコギリヤシ同様に5-αリダクターゼをブロックする成分として、必須ミネラルの亜鉛や、アロエに含まれるアロイン、大豆に含まれるイソフラボン、未完に含まれるリモネンなどが挙げられます。
ノコギリヤシを服用するときにこのような5-αリダクターゼの役割や存在を知っておくと、自分の体で起こっていることを把握する助けとなるかもしれません。
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