ノコギリヤシの他にもいろんなものが入っているのが心配・・・
ノコギリヤシサプリの服用を検討するときや商品選びでの不安点として、「体に良くないものが入っていないだろうか」というものがあります。
ノコギリヤシサプリのほとんどの商品では、主成分となるノコギリヤシのほかにも様々な「副成分」が配合されています。
なぜいくつもの副成分が入っているのかというと、これらの成分のパワーでノコギリヤシの服用目的である「排尿トラブル対策」をサポートするためです。
そのほか、エキスをカプセル化するための成分なども含まれています。
なかにはノコギリヤシエキスだけという商品もありますが、有名サプリメーカーの商品を含め多くのものは副成分を配合しています。
日本でもかなり浸透してきたノコギリヤシは情報量も多く、少し調べてみればどのような原料をどんな製法で抽出し、どんな力が期待できる成分なのかよく分かります。
ヨーロッパ諸国で医療処方されている点からも安心感がありますよね。
健康への懸念である副作用はほとんど心配ないと言われています。
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ノコギリヤシサプリの副成分にはどんなものがある？
では副成分は安心して摂取できるものなのでしょうか。
各メーカーは研究、工夫し、サプリの使用目的をサポートするような副成分をそれぞれに選んでいます。
実際に選ばれている副成分をいくつか挙げ、どのようなパワーがあるのかを確認してみましょう。
排尿トラブル向けサプリの副成分で多いのが、ビタミンEです。
そのままの成分名で記載されることもあれば、ビタミンEを含む「小麦胚芽油」などとして配合されることもあります。
若返りビタミンとも呼ばれるビタミンEは、抗酸化パワーで血管を若く、血をサラサラにし、外見だけでなく体の中からの老化に役立つとされます。
中高年における排尿トラブルの要因の一つは老化現象なので、ビタミンEはノコギリヤシの副成分として最適です。
ゼラチンやグリセリンはソフトカプセルの原料で、エキスをサプリ状にするのに欠かせない成分です。
ミツロウやレシチン、グリセリン脂肪酸エステルなどは乳化剤の仲間で、例えば水と油といった本来混ざらない成分を均一に混ぜ合わせることを目的として配合します。
ノコギリヤシの副成分で忘れてはならないのが、ペポカボチャ種子エキスです。
ハーブとして用いられるペポカボチャの種から抽出したオイルで、臨床研究により排尿トラブルに役立つことが確認されています。
膀胱に尿が溜まっていないのに尿意を感じてしまう場合にも、ペポカボチャ種子がすすめられます。
副成分が多過ぎるサプリに注意
ひとつ注意したいのは、副成分があまりにも多すぎる商品です。
カタカナで表記される長い成分名はつまり、人工的につくられた成分であることを意味します。
こういった名前が成分表示に羅列されている場合、例えばエキスの純度が低いために保存料をいくつも添加して、物流に乗せているなどの可能性があります。
本来の目的のために必要な成分、商品化に最低限必要な成分以外はいうなれば不純物であり、不純物が多過ぎるサプリでは、やはり健康への不安がぬぐいきれません。
あまりに不明な副成分が多いノコギリヤシサプリについては、より注意深い見極めが必要です。
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